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ソル(正月)

来る2月12日は、「チュソク(秋夕)」とともに韓国最大の「ミョンジョル(祭り)」のソルである。韓国では日本とは違い、旧暦があるが、旧暦で1月1日が2月12日である(日は毎年変わる)。ソルになると大部分の人達は故郷に戻り、祖先に祭祀を行い、家族と一緒に楽しい時間を過ごす。

元旦の朝には、「チャレ(元旦に行う祭祀)」を行い、おせち料理の「トック」を始め、「ジョン」、「チャッチェ」などの料理を作って食べる。子息は親に「セベ(挨拶)」をし、後1年間、元気で良いことがあるよう祈る「トクダム」を言う。子供は挨拶をしてから「セベッドン」をもらう。

ソルの連休期間はソルの前後の日まで含めて3日間で、この期間に大勢の人が故郷に訪れる。一気に全国民の約2/3が移動するので、帰郷及び帰京の高速道路は渋滞でほとんど麻痺になる。それで、普通より時間が2、3倍ぐらいかかる。

また、家族や親戚だけでなく、知人にも正月の贈り物を用意するので、金銭的な支出も多い。普通ソルに使う費用は、たとえば、一家庭では4~50万ウォンほどを使う。

しかし、こんな状況にもかかわらず、毎年、故郷を訪れる理由は、韓国人特有の「情」があるからだ。核家族化、都市化が急速に進行され、社会がだんだんきびしくなっても、家族を大切にし、祖先に仕える心遣いは昔も今も同じだ。こんな韓国の美しい伝統はこれからも続くだろうし、続かなければならない。(写真は、ソルの代表料理のトック(左上)とチャレサン(右下)。)

 故郷に戻る:ソウルを基準にして大体の故郷が地理的に下にあるので、「降りる」という表現を使う。
 祭祀を行う
~を始め
 ~にもかかわらず
 昔も今も:「」は「」の略語。